俳優・小野寺昭さん 25歳デビューの役は「丸刈り高校生」

公開日: 更新日:

 児童劇団に入ったのは、オヤジの紹介。ボクは北海道の帯広出身で、オヤジは地方公務員をしながらアマチュア劇団を主宰していました。ボクはその影響で俳優を志し、高校卒業後、東京で児童劇団を主宰していたオヤジの元劇団仲間を頼って、上京したんです。

 渋谷にあるその劇団の稽古場の脇をベニヤで仕切ってもらい寝床にして、劇団を手伝いながら、ほかの劇団の舞台を見たり、「文学座」とかのオーディションを受ける、という毎日。「劇団やまいも」からもらう月5000円の給料では足りず、親に「カネオクレ」って電報をよく送っていました。結局、新劇の劇団「東京芸術座」に入り、そこから生まれた芸能プロダクションに入れてもらったのが、テレビの世界に行くきっかけになりましたね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束