その道21年 玄人はだし「組長」藤原喜明の“陶芸技”

公開日: 更新日:

プロレス界のテロリスト」「関節技の鬼」「組長」と呼ばれ、今もリングに上がる藤原喜明さん(65)。バラエティー番組ではおちゃめな一面も見せているが、趣味は陶芸である。土と向かい合って21年、その魅力を語ってもらった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 ゴツい顔してるのに意外だって? そりゃあオレに失礼だろ。こう見えても小さい頃から絵やイラスト、似顔絵が得意でさ、以前、プロレス雑誌に連載を持ってたこともあるんだよ。

 自分で言うのもなんだけど、美術的な感覚がそれなりにあって、手先はけっこう器用なんだ。
 始めたのは93年だから、もう21年だね。きっかけは岩手県藤沢町で作陶してる東北屈指の陶芸家・本間伸一先生に、作品を見てもらったこと。知り合いのアパレル会社の社長が先生のスポンサーで、オレが器用なのを知って、「一回、作って見てもらえよ」と言われて送ったのが始まりだな。

 イロハのイも知らないもんだから、自分なりに調べて一生懸命作ったよ。そしたら、先生に「おまえ、初めてじゃないだろ」って褒められた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」