芸能事務所社長の稲川素子さんはがんと闘う「東大大学院生」

公開日: 更新日:

 ルビー・モレノをはじめ、多くの外国人タレントのマネジメントを手がけてきた稲川素子事務所。稲川さん(80歳)は事務所代表でありながら、タレントとしても多くのバラエティー番組に出演していた。しかし、最近は姿を見ない。今どうしているのか。

 稲川さんに会ったのは、地下鉄六本木駅から徒歩5分の自宅のリビング。グランドピアノ2台、体長1メートル以上もあるライオン像2頭がデ~ンと置かれているではないか。

「このライオンちゃんは、ある方から頂いたんです。最初はお断りしたんですけど、どうしてもとおっしゃって。ワタシもライオンちゃんが好きだから、つい頂いてしまいました」

 いくら好きでも、フツーの家だと置き場所に困るものだが……。それはともかく、稲川さん、80歳とは思えない元気さだ。今も仕事バリバリなんだろう。

「いえ、事務所は若い社員6、7人がほとんどやってくれてます。ワタシはほかにやることがたくさんありましてね。本を書いたり、講演をしたり、公演を企画したり。公演というのは6月6日、サントリーホール大ホールで『国連制定世界環境デー記念公演』っていうのをやったんです。ワタシが代表理事をしてる地球環境芸術文化推進機構って一般社団法人が主催し、環境省や国連UNHCR協会とかに手伝っていただき、ピアニストの娘の佳奈子が演奏しました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因