専門家も厳しい見方 小栗旬「ルパン三世」海外公開の懸念材料

公開日: 更新日:

「『ゴジラ』とは異なり、欧米では日本のサブカル文化を好むごく一部のファン以外、原作アニメの『ルパン三世』の認知度はほぼ皆無。向こうでは“日本発のアクション映画”として売り出すことになるでしょうが、肝心のアクションがパッとせず、観賞後、印象に残るシーンがひとつもない。北村監督の得意とする剣のアクションはほとんどなく、銃を多用したミリタリーシーンばかり。“売り”となるアクションがないんです。とにかく全編を通して“どうだ、かっこいいだろ”といったスタイリッシュな演出の押し売りが目立つ。日本での集客が伸び悩むのもわかります」

 前出の大高氏も、日本では通用した原作の認知度がないことを懸案に挙げ、「主役を筆頭に俳優陣は頑張っているものの、アクション大作としては見劣りする。アップテンポの一本調子だったので、もっとメリハリがほしかった」と指摘。

 小栗といえば、主人公の声優を務めたアニメ映画「キャプテンハーロック」(13年)が欧米で支持され、日本のサブカルファンの間ではそこそこ認知されているというが、一般的にはほぼ無名のアジア人俳優。アクションで世界進出の野望は、まだまだ大それた夢物語のようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  4. 4

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  2. 7

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  5. 10

    加藤シゲアキ君は“一を聞いたら十を知る”ような賢さとまっすぐ見つめるまなざしが強く印象に残っている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    楽天・塩川達也監督代行とは何者か…野村克也氏から重宝された「悪く言えばイエスマン」

  5. 5

    さとう珠緒が明かす「AVオファー」「事務所トラブル」真相

  1. 6

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  2. 7

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  3. 8

    中傷動画めぐり永田町で怪文書乱舞…高市首相を守る「官邸ポリス」出動も時すでに遅し

  4. 9

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  5. 10

    高市首相もう中傷動画疑惑から逃げられない…終盤国会に待ち受ける“答弁地獄”は7.17会期末まで続く