ヒロインに初の外国人 NHK朝ドラ「マッサン」“奇策”の吉凶

公開日: 更新日:

 NHK朝ドラの恒例行事であるバトンタッチセレモニーが18日、NHK大阪放送局で行われた。

 来週27日に最終回を迎える「花子とアン」の吉高由里子(26)は、ドラマで共演している仲間由紀恵の結婚報道についてコメントを求められると「幸せになってほしいですね」とニッコリ。「(出演者の)みんながハッピーな現場でした」とも語った。

 大役を果たし、リラックスした様子の吉高から“朝の顔”を引き継ぐのは、「マッサン」(29日スタート)の玉山鉄二(34)とシャーロット・ケイト・フォックス(29)。同作はニッカウヰスキー創業者夫婦の奮闘ぶりが描かれる。

 朝ドラ91作目にして初の外国人ヒロインに抜擢されたのは、米ニューメキシコ州出身の既婚女優。5月のクランクイン以降、過酷な収録を実感したようで「(撮影が終了していて)ちょっとうらやましい。朝ドラ、とても、とてもタイヘン」と、慣れない日本語にも四苦八苦の様子だった。

 放送時間を15分繰り上げ、8時ジャストのスタートが功を奏した2010年前期の「ゲゲゲの女房」以降、快進撃を続ける朝ドラは8作品連続で平均視聴率17%超えをキープ。好調の波が続くほど、次の作品のヒロインはプレッシャーを感じることだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」