3万人の頂点に 12歳新人・清原果耶は“第2の吉高”

公開日: 更新日:

 NHK紅白歌合戦の紅組司会にも抜擢された今年の顔――吉高由里子(26)が所属する芸能プロダクション「アミューズ」が、5年ぶりに新人発掘オーディションを開催。13日に最終審査が行われ、中学1年生の清原果耶(12)がグランプリに選ばれた。応募総数3万2000人超の頂点である。

 30秒間の自己PRでは英語で歌を披露。歌って踊れる表現力と素材そのものが評価され、ほぼ満場一致で決まったという。

 身長158センチ、大阪在住。小1から5年間、クラシックバレエを習っていたとなれば、華奢な体つきもナットク。本人いわく「小さい頃は芦田愛菜で、最近はベッキー似といわれる」。手のひらに3回「人」の文字を書いて臨んだ本番。夢は大きな舞台に立つ女優になることで「目標は……吉高由里子さん……で……す……」。マイクを向けられることに慣れていないため初々しい囲み取材だったが、目力はピカイチ。数年後の朝ドラヒロインの座を見据えたかのような静かな闘志をのぞかせていた。

 同事務所のオーディションは今回で10回目。単なる美人コンテストとは一線を画し、これまでユニークな企画や独自の目線を重視してきた。過去にはレッスン時間が累計100時間に達成したら審査終了という、半年もの時間をかけたオーディションもあったそう。ちなみにこの日MCを担当したホラン千秋(26)はその100時間オーディションの出身だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”