“マチコ先生”の漫画家えびはら武司さん「幸運続きの人生で」

公開日: 更新日:

 80年代前半、漫画とテレビアニメで大人気だったお色気学園コメディー「まいっちんぐマチコ先生」。「いや~ん、まいっちんぐ!」というマチコ先生の決めゼリフとポーズが子供たちの間に一大ブームを巻き起こした。作者のえびはら武司さん(60歳)、今どうしているのか。

 会ったのはJR荻窪駅北口から5分の「イナズマ カフェ」。今どきのオシャレなカフェだが、店内の壁は浦沢直樹、鈴木伸一、江口寿史など錚々たる漫画家が描いた自筆のキャラクター漫画で埋め尽くされている。もちろん、えびはらさんの「マチコ先生」も店に入ってすぐの目立つスペースでお客さまをお出迎え。

「去年、平松伸二先生に教えていただき、店に来て描きました。描くと飲み食いがタダになるってウワサが広まって漫画家が来るようになったらしく、去年の忘年会もここにお世話になった。ウワサの真偽? ウワサはあくまでウワサでしょう、ハハハ」

 紫色のミニのワンピを着た「マチコ先生」を背に、えびはらさんはこう言って笑った。

 高3の時、4コマ漫画「GOGO! マッカ」でデビュー。高校卒業後、「藤子スタジオ」に入社した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋