東ちづるが懐かしむ スタジオ凍りついた“山守親分”の啖呵

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■「猛獣使い」というありがたくない!?称号も

「先生、この間どうしてお帰りになったんですか」。すると、「ああやっておくと、効くんだよ!」とニヤリ。私、もう、笑い転げちゃって。それで度胸をもらったというか、先生のわがままや毒舌にひるむことなく番組を進行することができました。それでスタッフからは「猛獣使い」という称号をいただき、視聴者の皆さんからは「お嫁さんにしたい女性有名人ナンバーワン」に選ばれました。アッハハハ。

 番組では先生に叱られっ放し。5年でアシスタントを降板し、私は女優への道も歩み始め、その後NHKのドラマで共演したことがあります。その最後の収録時に先生が、「ちづる、おまえいい女優になったなあ」と面と向かって、初めて褒めてくださいました。それからほどなく、先生の訃報。とても悲しいのと同時に感謝の気持ちでいっぱいでした。

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