漫才コンビ・三拍子の貧乏時代は「女性と住まい」で正反対

公開日: 更新日:

久保 僕はアナウンス学院時代から付き合っていた彼女の実家が東京で、僕の部屋から近かった。それでお金がないときは実家でご飯を食べさせてもらいました。そのうちギャラが減り、家賃が払えなくなったタイミングで、彼女のお母さんが昔、住んでた団地の一部屋を買い取って、「家賃要らないから、住む?」と言ってくれた。もちろんすぐに引っ越しました。家賃要らないから、バイトせずに生きていけた。

■チラシ配りのバイトで指差され…

高倉 それ最高だよ! 僕はひたすらバイト。週1回はカラオケ屋、週3で中野の漫画喫茶。店のチラシも配ってました。

久保 「あ、テレビ出てた人でしょ」と、通行人に気づかれたらイヤだろ。

高倉 僕、バイト先でも“顔バレ”したいんですよ! だから、すごい人通りの中野ブロードウェイの真ん中でチラシ配ってました。「あ、三拍子がバイトしてる!」とガンガンに指さされてうれしかったよ。

久保 変なヤツ!

高倉 高い家賃の部屋だったから、後輩2人を住まわせ、家賃を払わせてた。でも、その後、彼女ができたから引っ越して同棲したら、2年後に出て行かれちゃって。また高い家賃をひとりで払う羽目に。すぐ女と一緒に住むからいけないんだけど、15年で10回引っ越してる引っ越し貧乏。住まいと女の関係がいつもよくない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ