鈴木京香がネットカフェ初体験 「空き時間に行ってみたい」

公開日: 更新日:

 現実から逃避しようとして家を捨てて、旅に出る――。

 いわゆるロードムービーはドラマ映画の定番のひとつだが、これに鈴木京香(46)が挑戦する。家族に疎外されている専業主婦・朋美を演じるNHK―BSプレミアムドラマ「だから荒野」(11日スタート・全8回/桐野夏生原作)。一家で食事に出かけ、そこでバカにされた朋美がブチ切れて、車を西に走らせるストーリーだ。

 その道中で出会った女性に財布を取られ、トラックの運転手には「アンタ、いくら」と声を掛けられ、屈辱を味わう。絶望し、雨に濡れてヤケになっているところに老人と青年が現れ、成り行きで彼らと長崎に流れていくが、だれもが心に“荒野”を抱えていた――。

 鈴木京香はこのドラマについてこう語る。

「“荒野”とかロードムービーというフレーズは男性のテーマと思っていたので、主婦がやるミスマッチが面白いと思います。どこに進むかわからない局面にポーンと置かれて、居場所についてやっと気がつくけど、朋美は“荒野”において一番必要な“水”は何か、どこにあるのかわからずにオロオロ迷っている女性です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(29)名門芸術系高校に進学も...「よくあれで卒業させてくれたと思います」

  5. 5

    参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?

  1. 6

    玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達

  4. 9

    巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

  5. 10

    帰ってきた阪神の“Gキラー”に巨人は戦々恐々…完封含む16イニング連続無失点の苦い記憶よぎる