「Gメン'75」の藤田三保子さん 今は画家や歌手としても活躍

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 病気が寛解状態に入ったのは40歳を過ぎた頃から。

「約15年ものブランクの間、自分は何を求めていたか。それはいつも表現者でありたいってことだった。それからは着物の着付け、日舞、タップダンスを始め、さらに自己表現を追求した結果、絵画、朗読、俳句、シャンソンにたどりついたの」

 画家としては銀座のギャラリーGKを中心に個展を開き、7月4日まで17回目の個展を開催した。

「絵とは己と向き合う作業。描き終わるまでキャンバスの前を離れられない。つらいけど、人生修業そのものだね」

 また、市谷「えとわ~る」で毎月第2、4月曜日に「シャンソン歌手・語り部のための朗読教室」、第2金曜、第4火曜日に「シャンソンライブ」を開いている。

「シャンソンのレパートリーは200曲以上ある。だけど、朗読にしても、つねに満ち足りないものを感じてるの。足りないから表現する。それがアーティストの宿命よ」

 俳優としては7月14日、内幸町ホールである「マダム一大事でございます ディーバの宴」に出演。

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