“型破り”ジャニーズ手越祐也のルーツは「光GENJI」諸星にあり

公開日: 更新日:

「週刊文春」が報じたNEWSの手越祐也とAKB48の柏木由紀の抱擁写真騒動を受け、同誌の直撃を受けた手越が堂々と取材に応じた。内容は柏木との関係を否定するものだが、ジャニーズの現役アイドルが直撃に応じたこと自体、「芸能ニュース」である。

 アイドルに限らず芸能人の多くが直撃に対し、無言か「事務所を通して下さい」というのが通常のパターン。それを手越は柏木との件を「いや、別にッスね」とテレビで見せる言動のままに答えた。かつてアイドルは聖人君子のような正統派アイドルが主流だった。今なら「嵐」の桜井翔が伝統的な正統派アイドルと思う。手越は正統派とは違う。頭は金髪、若者らしいノリとぶっちゃけたトークは「チャラ男」そのもの。アイドルは虚像の部分が多いが、手越は実像のままアイドルになった感がある。それが手越の売りでもあり、「アイドルとは思えない面白さ」と評する声もある。

 直撃に応じたのも自分のキャラクターを考えれば正しい選択だろう。都合が悪い時だけ正統派になるよりは得策。台本のない直撃に自分の言葉で答える。ファンの間からは「手越らしい対応」と支持する子も多く、業界内からも「やるじゃないか」と評する声もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」