“型破り”ジャニーズ手越祐也のルーツは「光GENJI」諸星にあり

公開日: 更新日:

「週刊文春」が報じたNEWSの手越祐也とAKB48の柏木由紀の抱擁写真騒動を受け、同誌の直撃を受けた手越が堂々と取材に応じた。内容は柏木との関係を否定するものだが、ジャニーズの現役アイドルが直撃に応じたこと自体、「芸能ニュース」である。

 アイドルに限らず芸能人の多くが直撃に対し、無言か「事務所を通して下さい」というのが通常のパターン。それを手越は柏木との件を「いや、別にッスね」とテレビで見せる言動のままに答えた。かつてアイドルは聖人君子のような正統派アイドルが主流だった。今なら「嵐」の桜井翔が伝統的な正統派アイドルと思う。手越は正統派とは違う。頭は金髪、若者らしいノリとぶっちゃけたトークは「チャラ男」そのもの。アイドルは虚像の部分が多いが、手越は実像のままアイドルになった感がある。それが手越の売りでもあり、「アイドルとは思えない面白さ」と評する声もある。

 直撃に応じたのも自分のキャラクターを考えれば正しい選択だろう。都合が悪い時だけ正統派になるよりは得策。台本のない直撃に自分の言葉で答える。ファンの間からは「手越らしい対応」と支持する子も多く、業界内からも「やるじゃないか」と評する声もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手