“反安倍”歌う「制服向上委員会」のイマドキで真っ当な言い分

公開日: 更新日:

「反原発」「反安倍」などをテーマにした過激な曲を披露しているアイドルグループ「制服向上委員会」。最近はコンサート会場の使用許可が取り消されるなどしたため、彼女たちの活動やインタビューが週刊誌や一般紙に取り上げられる機会も増えたが、28日は日本外国特派員協会での会見に臨んだ。

 同委員会が結成されたのは23年前の1992年。メンバーは入れ替わりながら活動を続ける「モーニング娘。」と同じ方式を取っていて、15歳から18歳まで総勢10人が現役だ。会見にはうち4人と、元メンバーで現在は名誉会長の座に就く橋本美香(35)が出席。同委員会を代表し冒頭の挨拶に立った橋本は、安倍政権をこうブッタ斬った。

「日本政府が長年安全といっていた原発事故から4年過ぎても、いまだに収束できていない現実がある。にもかかわらず、日本政府は経済優先で外国に原発を売るため、日本国内で原発を再稼働させようとしています。強行採決した戦争法案もしかり。私たちは子供や未来のため、平和な日本を持続させるためにアクティブに活動していきます」

 1時間に及んだ会見では代表曲「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」のパフォーマンスも披露。そして現役メンバーもヘタな政治家より雄弁に意見を述べた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因