福山に陽水も? 紅白司会タモリ内定で「九州人脈」フル活用

公開日: 更新日:

 大晦日のNHK紅白歌合戦の総合司会にタモリ(70)が内定したと報じられ話題になっている。タモリは1983年にも司会を務めた経験があり、実現すれば32年ぶり2度目。現在、第4シリーズが放送されている「ブラタモリ」など老若男女を問わず人気があり、NHKへの貢献度も高いだけに一年を締めくくる芸能界の最大行事の司会者は適任といえるだろう。

 白組司会はV6の井ノ原快彦、紅組司会は同局の有働由美子アナという「あさイチ」コンビが有力視されているが、実はNHKがタモリに総合司会をオファーするにあたっては“下心”もあるという。

「実は今年はヒット曲がまったくない一年で、一昨年のあまちゃんや昨年のアナ雪のような企画コーナーもなし。中森明菜のような隠し玉もなく、NHKは頭を抱えていた。そこで多くのミュージシャン、アーティストと親交が深いタモリの人脈に頼りたいのが本音。タモリの依頼なら出演を断らない“大物”も多いからです」(NHK関係者)

 そんな窮地のNHKの期待に応えてくれそうなのがタモリの出身地・福岡を中心とする九州人アーティストたちだ。メンバーは多士済々で、男性陣は武田鉄矢前川清、チューリップ、甲斐よしひろ、CHAGE and ASKA、チェッカーズ、徳永英明、氷川きよしなど枚挙にいとまがない。女性陣も最近はジャズが人気の八代亜紀松田聖子浜崎あゆみ椎名林檎指原莉乃率いるHKTなど一線級がズラリ。タモリが司会を務める紅白への出演オファーがあれば二つ返事は間違いないだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差