つんく♂声帯全摘後の“サプライズ”初舞台 クミコの歌に涙

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 喉頭がんのため声帯を全摘出した音楽プロデューサーのつんく♂(46)が9日、東京・目白の学習院大学百周年記念会館で行われた日本子守唄協会主催のコンサートにゲスト出演。つんく♂の出演は事前に知らされていなかったため、姿を見せると客席がわいた。

 自身が作曲した子守唄「うまれてきてくれて ありがとう」を歌手クミコ(61)が歌った際、背後で一緒に口ずさみながら涙を流した。ステージではジェスチャーで感情を表現するとともに、スマホにメッセージを打ち込み、クミコと会話する場面もあった。

 つんく♂がステージに立つのは今年4月、近大入学式で声を失ったことを告白して以降、初めて。終演後「僕もこうやって命を残していただいたので、少しでも世の中のお役に立ちたいし、楽しい人生を歩んでいかなければなと思いました」などと文書でコメントを発表した。

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