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鈴木 敏夫

山田洋次監督率いる「山田組」スタッフの記録係。1970年に松竹入社。「男はつらいよ望郷篇」「釣りバカ日誌」シリーズの助監督を務める一方、「サラリーマン専科」シリーズ等の脚本も執筆。96年には松竹シナリオ研究所所長に就き、06年の退社以降、山田組に復帰している。

<第4回>蒼井優が語る山田組の厳しさ「もう呼ばれないかと」

公開日: 更新日:

 山田洋次監督(84)の最新作「家族はつらいよ」(12日公開)で3作品目の“山田組”参加となった女優の蒼井優(30)。山田組の重鎮で本作でシートマンを務めた“名物記録係”鈴木敏夫氏(69)と語る知られざる舞台裏とは――。

  ◇  ◇  ◇

鈴木 優ちゃんにとって山田組は「おとうと」(10年)、「東京家族」(13年)に続く3作目だよね。

蒼井 はい。前2作品とは違ってスタートは気がいくぶん楽でした。共演者やスタッフの方々と出来上がっている距離感があり、迷った時は敏夫さんのところに駆け込めばいいっていう安堵感。

鈴木 いわば、山田学校の駆け込み寺ってところかな。

蒼井 山田さんって急にオッケーが出なくなる瞬間がある。「なんか違うんだよなあ」っておっしゃって。

鈴木 そうそう。役者さんたちにとっては突然襲われるアリ地獄みたいな。でも、優ちゃんは優秀だからアリ地獄にはまった経験ないでしょう?

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