痛すぎて惨めに? 中谷美紀ドラマ“急降下”の笑えない理由

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 下馬評はあまり高くなかった中谷美紀(40)の主演ドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」が好スタートを切った。

 初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、「期待しないで見たら、面白くて引き込まれた」など、特に同世代女子からは強く支持された。期待度が低かった分、満足度は高く、データニュース社が実施している「ドラマ初回満足度調査」で、今クールトップの満足度を獲得してしまった。

「高学歴、高収入、容姿端麗という『3高』の条件がありながら“恋愛弱者”のアラフォー女性という、まさに中谷本人のイメージにぴったり。その中谷が表情を崩して必死に脱・恋愛弱者を演じる姿に『女優魂を見た』『リアル~』と、視聴者は大いに期待したようでした」(テレビ関係者)

 ところが、好調は続かなかった。第3話で2ケタ割れの8・2%、勝負どころの第4話では視聴者ウケを狙って“合コン必勝テク”をテーマにしたのに7・4%。このままでは、新人女優を抜擢して平均視聴率5%台だった昨年の「表参道高校合唱部!」、綾瀬はるか主演で同6%台だった前クール「わたしを離さないで」に続く、「TBS金10枠の悪夢」が現実化しそうな勢いなのだ。

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