映画批評家も酷評 「テラフォーマーズ」なぜ大コケした?

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 自身の公式サイトで100点満点中5点の評価を下した映画批評家・前田有一氏はこう言う。

「一般公開前からネットの映画レビューなどでは星1つの最低評価がズラリと並ぶ異常事態となっていました。口コミも散々。三池監督は漫画原作が得意に見えますが、最近高評価なのは原作とは無関係なストーリーの『クローズ』シリーズなどです。一方『テラフォーマーズ』のような緻密なストーリー漫画の実写化はことごとく評判がよくない。映画作りの力量は確かですが、大胆な原作改変を行う個性派ですから、今回のようなオリジナルとかけ離れたイメージになるのは予想できた。これでは漫画版のファンは激怒するに決まっています。完全に監督の人選ミスです」

 ゴキブリも顔負けの嫌われぶりである。

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