米倉には勝てない…「ドクターX」復活で他局は厭戦ムード

公開日: 更新日:

 主役・米倉涼子(40)のプライベートな問題などで、昨年は一回お休みとなったあの“お化け番組”が帰ってくる。テレビ朝日は21日、米倉主演「ドクターX」の第4弾(木曜夜9時~)を10月から放送することを発表した。この情報を受けて、他局のテレビマンの間では、すでに“厭戦気分”が広がっている。

 なにしろこの番組、放送すれば視聴率20%は確実といわれる番組だからだ。12年の第1弾から平均視聴率19.1%で同年の民放ドラマ1位、翌年の第2弾はさらに数字を上げ、平均23%。第3シリーズも22.9%(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)で、これまた年間全ドラマの中で最高視聴率を叩き出した。

 もちろん他局の「木9枠」は“死屍累々”で、12年にTBSが放送した「レジデント」(仲里依紗主演)は平均6.62%。翌年、同じくTBSが放送した「夫のカノジョ」(川口春奈主演)は3.87%で、14年は「MOZU2」を11月まで、それ以降は「ママとパパが生きる理由。」を放送するという変則体制をとってみたが、いずれも6%台の数字で、TBSはついに「木9ドラマ」枠を廃止してしまったほどだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲