没後30年の岡田有希子さん ラジオ音源復活OAでファン増加

公開日: 更新日:

 あの悲劇の自殺から30年、80年代アイドル岡田有希子がAMラジオで“復活”し、話題になっている。

 岡田さんの地元名古屋の東海ラジオで、毎週土曜深夜に放送中の「ドットーレ山口のドキドキラジオ’84」のこと。番組パーソナリティーで医学博士の山口悟氏(46)は、「中学2年の時からずっとユッコファン」として、岡田さんが84年4月から85年10月まで出演していた「奈美子・有希子・小緒里のドキドキラジオ」の音源の使用許可を得られるまで、岡田さんの父親のもとに何度も通い、オンエアにこぎ着けた。番組をスタートさせた理由をこうブログで書いている。

「今年が没後30年の節目の年であることが第一。東海ラジオが、彼女の地元名古屋の放送局であるということにも大いに意味があると思ってます。彼女が愛した名古屋が一番彼女を応援すべきだと思うからです。表舞台、裏方の関係者が次々にお亡くなりになり、生き証人がいなくなる前にという焦りもあります」

 地方局だけにオンエアの範囲は基本的に東海3県に限られている。にもかかわらず、4月スタートから往年のファンの注目を集め、有料のネット放送で番組を聴くファンが増え続けている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?