新エッセー上梓 室井佑月氏が語った仰天子育てエピソード

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイ連載コラム「嗚呼、仰ってますが。」(木曜掲載)でもお馴染み、作家でタレントの室井佑月氏(46)が14日、新著エッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)刊行記念トーク&サイン会を開催。私生活でも親交があるというお笑いコンビ「ザ・ギース」を相手に歯に衣着せぬ“室井節”を炸裂させた。

 新著は、2000年に出産したひとり息子(16)の小3から高校1年になるまで、8年間にわたる“子育てバトル”がつづられている。この日のトークでも「元旦那(作家の高橋源一郎氏)がキュウリみたいな顔してるから、息子もそうなっちゃいかん! と思って顎をトントン押さえながら育てた。その甲斐あって顎は出てない」と、涙ぐましいエピソードを告白。

 もっとも、心配のタネは容姿以上にメンタルで「男は剣のようにとがって強い半面、何かの拍子で心がポキッと折れちゃうことがある。だから、失敗してもずうずうしいと思われるぐらいの押しの強さを持つように言い聞かせている」と語った。

 ちなみに、塾通いで持たせていたお弁当は「キャラ弁とは真逆のもの。魔法瓶タイプのドカタ弁当に、ご飯、味噌汁、野菜の煮物とか茶色のおかずが定番でした。息子は恥ずかしくて隠れて食べてたらしいけれど(苦笑い)」と健康も気遣う一面をのぞかせ、会場には笑いと温かい空気が流れていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした