新作「ブリジット・ジョーンズ」が描く負け美女のリアル

公開日: 更新日:

 30代独身彼氏ナシ、そんな全世界の負け組女子の共感を集めて大ヒットしたロマンチックコメディーの3作目となる続編「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」が、なんと11年ぶりに公開となるというので話題だ。

 主人公ブリジットは、仕事はそこそこ頑張ってるが恋愛面はからっきしダメなタイプ。ストレス解消に甘いものが欠かせず、酒量と体重も増える一方だ。そんな自分のダメっぷりを自覚しつつ、それでもやさぐれた日々を送る姿が「女子のホンネ」を代弁していると、日本でも絶大な支持を得たシリーズだ。

 とりわけブリジットを演じたレニー・ゼルウィガーの等身大の役づくりは好評で、1作目ではアカデミー主演女優賞にノミネート、彼女の出世作となった。

「ブリジット・ジョーンズといえばビール腹にデカ尻のだらしない体形が特徴的ですが、レニー本人を実際に見るとスラリとした美脚美人なんです。とくにお尻の上がり具合は私が見た多くのハリウッドスターの中でも当時はトップ級でした。なのに彼女はこの役のために体重を大幅に増やし、デカパンをはいて笑いをとっていた。映画のヒットはそんなプロ意識のたまものです」(映画批評家の前田有一氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”