民放トップ「羽鳥モーニングショー」に欠かせない2人の男

公開日: 更新日:

「ワイドショーの勢力図が変わった!」

 こんなふうに言われだしたのが「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)の躍進だ。9月第3週の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で初の同時間帯・民放トップの座を手にしたのだ。「羽鳥」7.7%に対して、小倉智昭の「とくダネ!」(フジテレビ系)が7.0%、加藤浩次の「スッキリ!!」(日本テレビ系)が7.3%だった。

「羽鳥」の躍進の原因は何か。

「時事ネタ、社会ネタをよく勉強しています。それを主婦、女性目線でフリップなどを使ってうまく解説している。小倉は上から目線という気がするし、加藤は時事ネタの説明では羽鳥よりやはり落ちます」(放送ジャーナリストの小田桐誠氏)

 また、2人のキーマンの存在もある。

「ひとりはテレ朝社員でレギュラー解説員を務める玉川徹です。歯に衣着せぬ辛口コメントはスパイスが利いている。もうひとりはやる気を感じさせない金曜コメンテーターの長嶋一茂です。羽鳥と一茂のチグハグなやりとりは笑えるし、時に言い合いに発展してエキサイティングです」(マスコミ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか