内村光良監督3作目「金メダル男」にシン・ゴジラ超えの評

公開日: 更新日:

 大ヒットとなるのか。ウッチャンナンチャンの内村光良(52)が、原作・脚本・監督・主演を務めた映画「金メダル男」が22日から公開された。世の中のさまざまな“一等賞”にチャレンジする男の生きざまを、おかしく切なく描いている。

「内村にとっては3作目の監督作品で、この映画にかける“意気込み”は凄まじい。主題歌『君への手紙』は桑田佳祐に、自ら直筆の長文を書いて、実現させたものです」(スポーツ紙記者)

 最近は宣伝のために、テレビや雑誌などに出まくっている内村。21日には相方、南原清隆がMCを務める日本テレビ「ヒルナンデス!」にゲスト出演。今年初めて共演を果たしたとして、話題を集めた。しかし、肝心の映画はどうなのか。映画批評家の前田有一氏はこう絶賛する。

「芸人の内村さんらしい、お客さんを楽しませようとする素晴らしい娯楽映画です。人生でムダなことや余計な回り道はないんだよというメッセージが、ストレートに伝わってきた。決して洗練されているわけではないですが、“泥くさくて”好感が持てる。“伏線”を次々に回収していくところは圧巻です。個人的には、大ヒットしている『シン・ゴジラ』や『君の名は。』よりもよかったと思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋