自身も“修羅場”2度 離婚カウンセラー岡野あつこさん語る

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 ヘリに乗せ、バリに行き、クルージングや運転手付きのBMWでセレブ気分を演出した。最初の結婚が玉姫殿だった私も、夢を見たくて、バリと椿山荘と那須塩原高原で挙式し、そのたびにウエディングドレスを着た。本当に浮かれすぎた。もう思い残すこともない。

「決め事というのはね、相手を誹謗中傷しないとか、そういうこと」

 夫を手放したくなくて、離婚に応じないと思っていたようだ。まだ30代なんだから、もうひとつ上のステージに上がりたいよね。還暦近い奥さんなんて、友だちにも紹介できないよね。そうした思いが、最後まで私を姉さん女房らしく振る舞わせてくれた。慰謝料も何もない。それは最初の離婚のときと同じ。2人続けて不動産関係だ。

 前回は私が決断した。バブルのころ、多角経営の地元名士のお付きとなって、コンビニ事業とパチンコ換金を任されイイ気になっていた5歳年下の前夫。10万円ずつ、くくっていた札束が、くくらず100万円以上になり、パンパンに膨らませた財布とカルティエの時計、ベンツに自動車電話をつけて、春日部のスナックなんかで幅を利かせていた。パンチパーマ。夜もレイバンの黒いサングラスの成り上がり者。

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