自身も“修羅場”2度 離婚カウンセラー岡野あつこさん語る

公開日: 更新日:

「数多くの夫婦の離婚相談をする中で私も学んだのは、後にもめないよう、いろいろ決め事も必要ってことなの」と話すのは、離婚カウンセラーの岡野あつこさん(62)。これまで夫婦関係に悩む人々から受けた相談は3万件以上、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍するが、自身も過去に2度の離婚を経験している。

   ◇   ◇   ◇

 2人目の夫が離婚を切り出してきたとき、来るべき時が来たかと思いつつも冷静に対応している自分がいた。東日本大震災直後の2011年5月、出会いから半年での再婚。それから約3年、一日でも結婚生活を永らえようとスーパーのレジ袋から長ネギをのぞかせ、昼間からすき焼きをつくったりして周りに「らしくない」と言われてきた。相手は24歳年下の若いイケメン。そう、価値観も何も違いすぎたのです。

 再婚当時、私は56歳。出会ったとき、グッチのコートをまとう姿が格好良く、すぐにのめり込んじゃったけど、籍を入れたいとまでは望まなかった。でもあの震災で、ひとりで死んじゃったら嫌だと思ったとき、真っ先に浮かんだのがその相手の顔だった。ひたすら子育てと仕事に費やしてきた人生ももう後半戦。50代のうちにはっちゃけたくなった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった