グループ乱立もブーム健在 アイドル市場の拡大が続くワケ

公開日: 更新日:

 アイドルグループ乱立でブームにかげりともいわれるが、オタクの情熱は冷めていない。

 矢野経済研究所が今夏実施した「オタク」市場に関する最新調査によると、アニメや漫画、プラモデルなど“オタク分野別”の1人当たりの年間消費額は軒並み上昇!

 中でもすごいのがアイドル市場で、年間消費額は1人約8万円だ。2位のメイド・コスプレ関連サービスの約3万7000円、3位のアニメの約3万円を抑え、ダントツなのだ。それもアイドル市場規模は昨年度1550億円と、前年度比で約31%も増えている。最近は自称アイドルが多すぎて顔も名前も分からないなんて人も結構いるだろうが、ブームはまったく終わっていない。

 アイドルオタクの30代男性はこう力説する。

「最近はAKB48だけではなく、地下アイドルグループがたくさんできています。かわいかったり性格がいいコを見つければ、複数のアイドルを応援してしまう。それだけお金もかかる。人によっては数十万円分のCDをポンと買いますが、オタクのほとんどは普通のサラリーマン。私も月の食費は1万円程度に抑えて、アイドルに5万円以上は使っています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…