メンツ丸潰れ警視庁 “ASKA専従チーム”結成の可能性も?

公開日: 更新日:

 それにしても不可解なことが多すぎる結末だった。覚醒剤使用容疑で逮捕された歌手のASKA(58)が、嫌疑不十分で不起訴となり釈放された件だ。

 自宅で行われた尿鑑定で陽性反応が出たにもかかわらず、ASKAは、これは尿ではなくお茶で、絶対に覚醒剤はやってないと主張。結局、警視庁はこの主張を覆せず、不起訴となった。

 釈放後、ASKAは続けざまにブログを更新。焦点となった尿検査について〈目の前にお茶がありました。仕事部屋に置いてあったスポイトを思い出しました〉〈尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう〉などと、当時の心境をつづっている。潔白であれば、堂々と尿を出せばいいところを、なぜ、お茶を出したのかは不明だ。

「『お茶を入れた』と言うこと自体、どうみても不可解な言動です。仮に裁判で争点となれば、尿検査に立ち会った警官が『ちゃんと見ていたから、他のものを入れられるはずがない』と証言すればいいだけの話です。しかし、何らかの理由で『ちゃんと見ていた』と言い切れない状況にあったのでしょう。ASKAは執行猶予中で、今回有罪になれば、絶対に実刑となる身。何らかの“悪あがき”をしてくることは想定しなければいけなかった。その点においては、警視庁の想像力の欠如があったと思います」(警視庁OB)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁