アゴネタで悩んだ辻本茂雄 「カンペーイズムで恩返し」

公開日: 更新日:

 でも、後戻りはできません。どうしたらいいんやろ、何が足らんのやろなぁと考えました。当時は阪南市の実家を出て大阪市内のワンルームに住んでまして、ミナミにあるアメリカ村の古着屋でアルバイトしながら「なんばグランド花月」で新喜劇の舞台を見て勉強しました。毎回、初日、中日、楽日の3回通い、芝居はどういうふうに変化していくんやろう、アドリブはどう生まれていくんやろうと考えながら、自分やったらどうするかというシミュレーションをやりながら見ました。

 そして3カ月が経ったころに声をかけてくださったのが寛平さん。座長として企画された広島横断ツアーである人の代役をボクにやらないかと。聞いたら、主役でツッコミ役。ボクは新喜劇に入る前、コンビ組んで漫才やってたんですけど、ボケ役でしたからね。寛平さんは「大丈夫や。がんばれ」とおっしゃって。舞台を乗り切った後、「こないだ舞台で使ったけど、めっちゃツッコミが面白いぞ」とアチコチで言ってくださった。それがキッカケで「なんばグランド花月」からボクがやりたい主役が初めてきたんですよ。27、28歳のころやと思います。

■「辻本相手やと安心してボケられる」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網