有村架純 朝ドラ「ひよっこ」に“強烈シルバー世代”の壁

公開日: 更新日:

 始まる前は、若者向けのゴールデン帯のドラマに対し、高齢者向けのシルバー帯ドラマと銘打ったダークホース的作品だったが、フタを開けてみれば、アラフォーのOLや主婦層の間でも「きのうの放送見た?」と給湯室や井戸端会議で話題になるほどだ。

 マスコミも連日のように取り上げ、朝ドラと話題が“二分”する状況を招いている。それに加え、放送時間も地上波・BSともに5分ずつかぶっているのだ。

「『あまちゃん』は、早あま、朝あま、昼あま、夜あまなどと一日4回見る熱心なファンに支えられた。再放送も人気の牽引につながるといえます」(前出の堀江氏)

 とはいえ、現実問題として視聴率の数字を奪われているのは事実だ。“ひよっこ”に立ちふさがるシルバー世代。現実社会と同じ構図だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず