著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

腰掛けにあらず 熊田曜子が示した「生涯グラドル」の矜恃

公開日: 更新日:

 すでに壇蜜は文化人、橋本もタレント活動に軸足をおいているが、グラビアを卒業せずに頻度を減らして続けている。

「人気になると出まくれば賞味期限も早く一発屋芸人のように消えてしまう。間を空け不定期にグラビアに出ることで新鮮さを長持ちさせることができる」(芸能関係者)

 新たなグラビア商法に続いて、今度は「レジェンド」がグラビア界に現れた。すでに2児の母になった熊田曜子(35)が通算36冊目の写真集を発売した。すでに「最も多く写真集を発売したタレント」としてギネスに申請中という。熊田もグラビアからタレントに転じたが、さほど活躍した実績はない。見るのは決まってグラビアだった。

 それがグラビア一筋16年。肌艶、体形を保たなければ人気も維持できないし、写真集のオファーもこない。熊田は2年前に第2子を出産した後だが、プロポーションは今も変わらない。芸能界には「職業俳優(歌手)」という人がいるが、まさに「職業グラドル」の誕生である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲