没後10年も色あせぬ “ジャズ界の鬼才”富樫雅彦の先鋭性

公開日: 更新日:

 ジャズ界の鬼才、天才パーカッショニストと呼ばれた富樫雅彦が亡くなって10年。その富樫が作曲した数多くの楽曲の中からバラードをセレクトしたCD「マイ・ワンダフル・ライフEX 富樫雅彦バラードコレクション」(ラッツパック・レコード)が先月発売になり、静かなブームとなっている。

 今作は、ジャズピアニストの佐藤允彦を中心に渡辺貞夫、日野皓正、峰厚介、山下洋輔がソロやデュオで演奏したものだけでなく、富樫のパーカッションソロも追加。没後10年たっても色あせるどころか、熟成と先鋭性を感じさせる内容だ。

「著名なアーティストから楽曲提供の依頼を受けても固辞するなど、世間的な評価や商業主義とは一線を画した富樫の魅力の神髄にぜひ、触れていただきたいです」(ラッツパック・レコード代表の棚橋牧人氏)

 世界の一流ミュージシャンが共演を熱望した希代の日本人ジャズメンの魂に触れるチャンスだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」