不倫願望の世代を味方に 斉藤由貴“無作為”会見の作戦勝ち

公開日: 更新日:

 斉藤由貴(50)の50代開業医との不倫騒動が尾を引いている。

 話題の中心は疑惑を否定した先週3日の会見だ。医師でタレントの西川史子(46)が「言い訳を医者の仕事にしたっていうのが、すごく小ざかしい」と斬れば、和田アキ子(67)も「何言ってるか全然分からへんかった」とし、テレビでは批判コメントが続くが、そんな声とは対照的に「色っぽいし、まあいいんじゃないか」といった理解を示すコメントがネット上だけでなく、斉藤が出演したラジオ番組にも数多く寄せられているというのだ。

 同じ不倫でも、世間の怒りを買いまくっている今井絵理子参院議員(33)や渡辺謙(57)らとは、ぜんぜん違った反響なのである。CM出演中のKDDIなど2社も静観しているし、「むしろ女優としての価値を高めた」という評価まで。

 この違いはどこにあるのか。芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「所属事務所が会見時間を15分と短く設定して、あまり長い時間しゃべらせないようにしたのが奏功した部分はあるように思います。質問に限りがあるため、ひとり一問となり、斉藤さんはゆっくりと自分の言葉でしゃべることができましたし、コメントの途中で鋭い突っ込みを浴びることもなかった。終始、斉藤さんのペースだったと思います。説明が曖昧だったり、苦しい部分もありましたけど、それほど悪い印象を残さなかったのは、心情的には本当のことをしゃべったからではないでしょうか。問題の『恋人つなぎ』については記憶がないとしつつも『優しくされて、一瞬甘えたくなった』と言い、『好意があるから、ふわっとなった』と。嘘はついていないようにみえます。ご主人に対するコメントでも『当然責められてしかるべき』と自身の行状を認めていました。会見は結局、約24分になりましたが、その時間の延びた分といい、作為的な部分を感じさせなかったところが良い印象につながりました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」