病院から脱走 “ラグビー界の酒豪”大八木淳史さんの武勇伝

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 ラグビー人気が盛り上がり、2年後にW杯日本大会が開催されるが、80年代、人気の一翼を担っていたのが、ラグビー元日本代表の大八木淳史さん(56)だ。今春に芦屋学園中学・高校の校長を退任、現在は「丸貴管鋼株式会社」(大阪市)の顧問として働きながら、ラグビーの普及に努めている。酒はとことん強い。

 ◇  ◇  ◇

「飲め」と言われれば永遠に飲みます。ラグビー界の酒豪ナンバーワンかもしれません。ただ、僕でなくてもラグビーの選手はみんなビール10リットルは飲むんちゃいます? 次の日、試合という日以外は毎日飲んでました。

 思い出深いのは1987年にオールブラックス(ニュージーランド代表)が日本に初めて来て対戦した時。試合の後、「芝パークホテル」でレセプションがあって、終わって19時ぐらいから、仲のいい選手と知り合いの店に飲みに出たんです。

 あっちこっちの店で飲んで、しまいに開いている店がなくなってホテルの部屋に戻ってルームサービスまでとって。その3年前にニュージーランドのカンタベリー大学に半年間留学していたので、オールブラックスに知ってるメンバーが多くて楽しかったですね。

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