お笑いと二刀流 “おさる”改めモンキッキーは売れっ子書家

公開日: 更新日:

「最近はモノマネ軍団と全国各地のイベントに出演して、芸人としてネタをやって、書家としてパフォーマンスをしています。それが週3、4日。家にいる時でも、子供を送り出したら額装をしたり、作品を書いたり……。すべて書家の仕事です」

 書道パフォーマンスでは持ち前の体力を生かし、筆を執る前に腕立て伏せをするのが“お約束”。1度書くのに300回行ったこともあるとか。

「そんなに腕立てして大丈夫か、と心配されつつ、それでも腕を震わせずに書くのが楽しくて。でも、腕立てを100回以上やったある日、お客さんから『おい、早く書け!』ってヤジられましてね。それからは、場の空気を読んで回数を調整してます。ボクが、例えば102歳になった時、腕立て伏せを102回して書いたら、みんな感動すると思うんですよ。そこまで行き着きたいですね」

 聞けば「書家として軌道に乗ってきた」と言い、稼ぎも増えたようで、年収は「カミさんがホッとする金額」にアップしたそうだ。

「文句は言われなくなりました。1日10ステージとかこなして、毎回すごい回数の腕立て伏せをするのを知っているので、『体だけは気をつけて』と気遣ってくれます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず