ジャニーズ帝国を支える驚異の節税術 本社100m移転のナゼ

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 ジャニーズ事務所が20年ぶりに本社を移転する。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が所有していた「SME乃木坂ビル」を13日付で購入し、改装工事が終わり次第、引っ越すという。

 両社は具体的な金額を明かしていないが、SMEの親会社のソニーが「SME乃木坂ビル」と「SME市ケ谷ビル」の2棟の譲渡益として100億円を2018年1~3月期に計上することから、「乃木坂ビル」の売却額は少なくとも数十億円に上るとみられている。

 現在、ジャニーズ事務所は乃木坂ビルから100メートルほど離れた場所にある。ジャニーズは「嵐」などが所属する自社レーベル商品の販売をSMEの関連会社に委託。これまでも密接な関係にあったが、何十億円も使ってわざわざ近所に引っ越すのはなぜか。

「ジャニーズ事務所には分かっているだけで十数社の関連会社があります。本社機能を移転し、それらを集約することで、仕事を効率化させる狙いがあるようです」(スポーツ紙記者)

 もっとも、別の大きな目的もあるようだ。ズバリ“節税”だ。

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