監督語る 「パシフィック・リム」続編で“東京破壊”のワケ

公開日: 更新日:

 日本の特撮モノやロボットアニメへの熱愛を込めた実写怪獣映画シリーズ2作目「パシフィック・リム:アップライジング」(東宝東和配給)が今週13日、公開となる。名うてのオタク監督、ギレルモ・デル・トロから続編のメガホンを託された新鋭スティーヴン・S・デナイト監督が、前作に負けぬ日本愛を熱く語った。

「怪獣は世界のあちこちを襲うんだけれど、人類との最終決戦の地を東京にすると言い張ったのは私なんだ。というのも一番好きな『ウルトラマン』を筆頭に『マグマ大使』『ゴジラ』など、日本のコンテンツに夢中になって育った自分にとって東京は聖地。この街を踏み潰してめちゃくちゃにすることは、怪獣好きにとっては憧れ、夢みたいなものだからね」

 海底から突如現れた、既存の軍事力が役に立たない巨大怪獣に対し、人類はイェーガーと呼ばれる巨大ロボを建造。最終決戦に挑んだ。この続編ではその約10年後、再び現れた怪獣と最新型イェーガーの新たなる戦いが描かれる。日本人キャストとしては、前作で主役メカのパイロットだった森マコ役の菊地凜子が続投。今回も物語のキーとなるキャラクターを演じている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発