お酌は一切させず 麻木久仁子さんが見たタモリの“別の顔”

公開日: 更新日:

 バラエティー番組からニュース番組のコメンテーター、エッセイストと幅広く活躍中の麻木久仁子さん(55)。お酒といえば、この人とのエピソードが忘れられない。

 ◇  ◇  ◇

「お酌はしなくていいから」

 もう16年ほど前になるかしら。ある懇親会の席で、タモリさんにこう言われました。ピシッと。

 その頃、私は「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の木曜日レギュラーをしてまして、音頭をとったプロデューサーさんに誘われたんですね。メンバーはタモリさんはじめ、おもだったレギュラー陣、スタッフ。私はレギュラーになって間もなくで、そんな席は初めてでしたから、タモリさんの前にお邪魔して改めてご挨拶がてらお酌をしようとしたんです。

 そうしたら「しなくていい」と。ご本人はそれ以上おっしゃいませんでしたが、表情からは「大人なんだから、自分のペースで飲もうよ」と感じました。今でこそ、セクハラ、アルハラって言葉が一般的になってお酌を強要する風潮は減ってきましたが、当時、お酒の席では“女性がお酒をついで回るもの”って無言のプレッシャーがまだ横行していました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所