この寄席を存続させるのが、あたしの役割だと思ってます

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「あたしは2人の円楽に師事したわけで。今の円楽とは同門で大喜利の仲間ですから、3代の円楽と関係があったことになる」

 縁とは不思議なものだとつくづく感じる。

 写真撮影のため伺った好楽の自宅1階の<池之端しのぶ亭>で今後のことをたずねた。

「しのぶ亭と付けたのは、不忍池に近いからでも、近所に忍岡小学校があるからでもないんです。あたしの本名が家入信夫。信夫は『しのぶ』と読めるでしょ」

 そういえば昔、信夫山という力士がいた。

落語が好きだった少年が落語家になって、自分の本名の寄席を持った。地元の根津の方々に愛されて、弟子たちのよりどころになっている。この寄席を存続させるのが、あたしの役割だと思ってます」

 三遊亭好楽、72歳。意気軒高である。

▽さんゆうてい・こうらく 1946年、東京生まれ。66年、8代目林家正蔵に入門。林家九蔵を名乗る。71年、二つ目昇進。81年、真打ち昇進。82年、三遊亭円楽の門下に移り、三遊亭好楽となる。現在は円楽一門会会長。今月23日、3番弟子の三遊亭好の助の真打ち披露公演が有楽町よみうりホールで開催。

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