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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

交際宣言で過去を払拭 ベッキーに訪れた「再生」の好機

公開日: 更新日:

 交際が発覚しても「友達」といった対応が相場だが、ベッキーはまさに神対応。そこにベッキーの現状も透けて見える。2年前の川谷との不倫→嘘の会見→報道を揶揄するLINEのやりとり。イエローカードが重なりレッドカードで退場処分を受けたように数々のフィールド(仕事場)から退場。謹慎を経てようやく復帰したが、本来のフィールドではなく単発番組や地方局だった。それでも笑顔を絶やさず与えられた仕事をこなすベッキーの姿に業界内からも同情の声が上がっていた。

「結局、ベッキーがいなくても番組は困らなかった。あえて戻せば、穴を埋めてくれたタレントに失礼にもなる」(テレビ関係者)というのが現実だった。ベッキーに限らずおしゃべりタレントの宿命でもある。再生を果たすべく「ママタレ」など新たな肩書を付けるのが最近の流れ。ベッキーはまずは交際宣言で過去を払拭。今後も交際途中経過→結婚→出産を発信していけば、元のフィールドに戻れる好機につながる。 

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