台本なしの副音声「どこの馬の骨とも分からない男に…」

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 月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)では、副音声「五十嵐のスウィートルーム」で披露したMCも話題になった。主音声を食いまくった“やりたい放題”の舞台裏とは――。

「副音声用の台本はありませんでした。CMなどのタイムテーブルが記されたキューシートと呼ばれるカンペがあるだけで、ほぼフリートーク。純然たる放置プレーってやつです(笑い)。視聴率の伸び悩みに対する新たなテコ入れ策として副音声を入れる案が浮上。ナレーションを担当していた僕に白羽の矢が立ったんです」

 次回予告のナレーションを任されることは、第1話の放送ギリギリに決まったという。

「制作側としては次回予告や番宣CMを面白くしたいというもくろみがそもそもあったようで、いっそのこと謎の男・五十嵐にすべてを担わせてしまってはどうかという話になり、急きょナレーションも務めることになったんです。でも、いくら世界観重視のためとはいえ、どこの馬の骨ともよく分からない男にやらせてみようという、ある種の大勝負に出た制作陣の期待には何としても応えたいでしょ? 僕にベットしてくれるのなら大穴かもしれないけれど、結果出します! ってやる気の塊で挑みましたよ」

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