著者のコラム一覧
小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

テレビでは生かせない? 大谷昭宏氏の歯切れのいい語り口

公開日: 更新日:

診断結果は…【可】

 “黒田軍団”と呼ばれ毎年8月初旬に「戦争展」を開いていた読売新聞大阪本社社会部長・黒田清と同部員を取材したのが83年夏だから、大谷昭宏と初めて会ってから35年。徳島支局を経て大阪社会部員になった当時は朝刊社会面のコラム「窓」を担当、読者から寄せられる電話・手紙と毎日向き合っていた。87年黒田とともに退社、コメンテーターとしてテレビ出演するようになり、現在TBS系「ひるおび!」の火曜とテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」の月~水曜のレギュラーだ。

 先月末「ひるおび!」で100回の記念大会の甲子園が話題になり、池田高校出身・水野雄仁や大府高校出身・槙原寛己とトークを展開し、水野を「小さな大投手というイメージ」と評し、槙原のことは「中京とか東邦などの(強豪が揃う)中で大府が出てきたのがすごい」とコメント。早大の後輩で“ハンカチ王子”と呼ばれた斎藤佑樹については「大学に入った時も大フィーバーでしたから」と振り返った。

 1日の「スーパーJ」でのコメントは1回。シリア入国後、行方不明の安田純平さんと思われる男性の映像がネット上で公開された件では「命を守るのが国家の役割。全力を尽くしてほしい」。詳細が不明なだけに当たり障りのないことを言うしかなかったのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃