ジョジョと似た状況 山崎賢人「実写版 キングダム」の不安

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 中国の春秋戦国時代の戦乱の世を描いた人気漫画「キングダム」。コミックス第50巻を記念して実写映画化が4月に版元の集英社から発表されたが、いまだに、監督、配給、製作費、上映時期、キャストなどはベールに包まれている。ヤキモキしているファンもいるようだが、映画関係者によると、少しずつ全貌が明らかになってきているという。

「主演は山崎賢人さんです。彼は2016年のキングダム連載10周年実写特別動画プロジェクトで主人公の信を演じています。他のキャストは、長澤まさみさん、吉沢亮さん、橋本環奈さんらが決定。春先に中国国内で1カ月近くにわたる長期ロケを行ったようです」

 山崎は現在放送中の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)でサヴァン症候群の研修医役を好演。初回から第6話まで平均視聴率は10%以上をキープしている。いい流れで実写化に臨めそうだが、不安もなくはない。

「山崎さんは2017年に人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の実写映画に主演しました。東宝とワーナー・ブラザースによる共同製作・配給で製作費は20億円ともいわれ、大ヒットが期待されていました。しかし、フタを開けてみれば興収は10億円に届かず大苦戦。『キングダム』も配給は東宝とどこかの共同製作といわれ、人気漫画の実写化ということで、製作費も20億円ぐらいかかるといわれています。状況が似ているだけに、『ジョジョ』の二の舞いにならなければいいのですが」(前出の映画関係者)

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