モノマネ芸人・らりるRIE 水道止められ雪をなめた極貧時代

公開日: 更新日:

 滝沢カレンのソックリさんとして注目の、らりるRIEさん(34)。顔マネを始める前は俳優の年上男性のために、山梨でバイトと節約と質屋通いの極貧暮らしで……。

  ◇  ◇  ◇

 両親は歯科医師として熊本で開業医、兄も歯科医師として大学病院に勤務していて、私は熊本から上京して大学を出るまでは何不自由ない生活でした。でも、卒業後、突然貧乏に! 

 まずアルバイトしながら女優業を始めたのですが、23歳の時に10歳上の舞台俳優と付き合い始めて。その人はアルバイトはやってなくて無収入。私はその人に惚れ込んでしまって女優を辞めて彼の俳優活動を支えようと決めたんです。

「俳優として磨きをかけるために、山梨から俳優の仕事に通うのがベストだ」というので、私は何も疑わず、その人の地元の山梨へ一緒に引っ越しました。親は反対したけど、若かったし、周りが見えなくなり、親と縁を切ってしまった。

 部屋は2DKくらいで家賃は5万円。私は時給1000円くらいのお菓子工場で働き、家賃や生活費を全部出してた。料理はパスタに缶詰をあえて作ったり、豆とかの冷凍野菜をうまく活用してました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン