ボロアパートの横に諸星和己が…竹原慎二さんのド貧乏時代

公開日: 更新日:

 1995年に日本人初のミドル級世界王者に輝き、その後、バラエティーでも活躍する元プロボクサー・竹原慎二さん。上京から世界を取るまでの苦労を、こわもてのイメージ通り、低い声で話してくれた……。

  ◇  ◇  ◇

 今でも覚えてるけど上京したのは88年の9月9日。まだ16歳で、大田区の家賃2万3000円のフロなしアパートに住んでました。広島の実家がクソボロいアパートだったから、当時は苦労とは思ってなかった。

 昼間は内装会社で朝8時から夕方5時まで働いて、夜はボクシングの練習って生活でした。手取り15万円くらいだったけど、上京した時に5万円くらいしか持ってなかったから、1カ月もしないうちに、社長に3万円の前借りをお願いして。

 金がないのは、土日に遊びたくても友達もいなかったからパチンコにつぎ込んで、勝ってもまたパチンコに使っちゃうんで(笑い)。毎月給料日の10日前からは大変で、19歳くらいまでは、いつも金がなかった。

 住んでたボロいアパートの横にあるオシャレなマンションと、見た目の差が激しくて。そのマンションには光GENJIの諸星(和己)さんが住んでました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした