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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

“空気読む”時代に抗い…りゅうちぇるが素の自分さらす理由

公開日: 更新日:

「隠しているからこそ、自分のことを決めつけられて、こういう人だもんねって言われていた。自信が持てないし、世の中のせいにばかりしていた」(「HUFFPOST日本版」18年7月31日)

 そんな自分が嫌で地元から少し離れた高校に進学し、16歳の時に「ちゅるちゅるランドの王子様」のりゅうちぇるというキャラクターをつくり、ツイッターで自分を表現するようになった。

 もちろん、自分をさらけ出すことは怖かった。けれど「つまらない学校生活とか自分を決めつけられるのがもっと嫌だった」(同前)。すると、学校の外の人たちからフォローされ、褒められ、自信を持てるようになった。

 そうして上京し、カリスマファッションモデルの「ぺこ」と出会ったのだ。

「ぺこ&りゅうちぇる」は、15年に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)に出演し、明石家さんまと共演したことで注目されるようになった。だが、実はそれ以前にもチャンスがあった。カリスマモデル・ぺこの恋人として「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ)に、りゅうちぇるが出演したのだ。

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