萩原健一さんが明かしていた“ショーケン”の由来と芸名秘話

公開日: 更新日:

萩原 本名は「萩原敬三」。だから家では「敬ちゃん」とか「敬坊」と呼ばれていたんだけど、不良仲間内ではみんな「ショーケン」。 

梨元 どうして? 

萩原 その朝鮮高校の番長の下の名前が「憲」といってね。「ダイケン」と呼ばれていて、ボクはその弟分的な感じで見られていたから「ショーケン」と。他の中学の番長で「チューケン」と呼ばれていたヤツもいた。 

梨元 そのダイケンに指名されたって、それまで歌ったことはあったのかな。練習してたとか? 

萩原 いや、まったくなかった。それこそイヤでイヤでね。でも、断るわけにはいかない。もうやけくそ。ビートルズの「マネー」とアニマルズの「悲しき願い」を歌った。 

 その後、萩原は「ザ・テンプターズ」のギターの松崎由治に誘われてボーカルとして加入。

萩原 その時、芸名も普段「ショーケン」と呼ばれていたので、姓名判断もやってもらって「健一」とした。要するにニックネームが先にあって、芸名が生まれたわけ。 

 本名のままならその後のショーケンの活躍はなかったかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ