堺正章の焼肉店も…撤退相次ぐ芸能人経営店の“栄枯盛衰”

公開日: 更新日:

 東京オリンピックが近づいているせいか、都心では地価の高騰が止まらない。特に六本木などの繁華街では、飲食店がテナント家賃の高騰に悲鳴を上げているという。

 かつては有名人が次々と飲食業界に進出して、知名度を生かして集客し、副業とは思えない稼ぎをあげていることもあったが、今はどうなっているのか。六本木の飲食店関係者が語る。

「六本木では昨年だけで、グッチ裕三さんの和食居酒屋、シャ乱Qのはたけさんの焼きそば専門店、BIGBANGのV.I(スンリ)のラーメン屋と相次いで閉店しました。数年前には美川憲一さんの鉄板焼き屋や、はるな愛さんのお好み焼き屋も潰れています。ファンの方も一度は足を運ぶものの、近所に住んでいないかぎり継続的には来店しません。今はコスパが最高かインスタ映えがスゴいかが大事であって、もう経営者の知名度だけでは集客できない時代です。家賃も上がる一方で、撤退は続くでしょう」

 SMAPが大晦日に解散式を行ったことでファンの間では聖地となった堺正章経営の焼き肉屋も例外ではなく、「経営は順調でしたが、テナント契約問題で移転を余儀なくされました」(前出の関係者)

 まさに栄枯盛衰である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒