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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

喪に服しつつ奮闘 ジャニーズ番組がいかに多いか分かった

公開日: 更新日:

 ジャニー喜多川が亡くなった。ワイドショーや情報番組はもちろんニュースまでもがさまざまな形でその功績を称えるだけでなく、「ビビット」(TBS系)の中で男泣きする国分太一以下、ジャニーズのタレントがジャニーさんとの思い出を語るので、この1週間はさながらテレビ葬のようだ。

 悲しみの中にあっても通常通り仕事をこなすジャニーズのタレント。普段は気にせずに見ていたが、改めてジャニーズ関連の番組が多いかがわかった。例えば土曜のフジテレビ系は午前中に「いただきハイジャンプ」「関ジャニ∞クロニクル」「KinKi Kidsのブンブブーン!」と立て続けに放送。SMAPが出てきて以降、ジャニーズタレントのバラエティーのスキルは高く、下手な芸人より面白い。

■キスマイと宝くじ対決の東山紀之

 最近のお気に入りはキスマイの「10万円でできるかな」(テレビ朝日系)。15日は「帰れま10×沢口靖子&10万円でできるかな×東山紀之 合体3時間SP」と題し、キスマイの番組に東山が参戦。キスマイ北山・宮田と宝くじ当せん金額で勝負する企画に挑戦した。2万円分のスクラッチくじを一心不乱に無言でこする東山。対するキスマイは当たりくじの法則やらで視聴者の興味を引く話題をふりつつ、盛り上げる。とくにキスマイは中居正広の直系だけにバラエティーがなんたるかをよくわかっている。

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