「吉本辞める」騒動わびるも…加藤浩次に大物“後ろ盾”の影

公開日: 更新日:

「取締役が変わらなかったら僕は会社を辞める」

 高らかに振り上げた拳を、23日の吉本興業の大崎洋会長と会談後、一度おさめた形となった極楽とんぼの加藤浩次(50)。退社はいったん、保留とし、MCを務める「スッキリ」(日本テレビ系・26日放送)では、「(吉本興業が)どう変わるのか、変わらないのかを僕も考えないといけない」として、騒動をわびた。それ以来、この件に関しては触れられていない。

 番組を放送する日本テレビは、29日の社長定例会見で加藤の進退について問われ、「(退社は)仮定の話なので、降板の可能性は全く考えておりません」と否定。しかし、芸能文化評論家の肥留間正明氏はこう話す。

「ここであきらめることなく、加藤は吉本を出た方がいいと思います。問題だらけの吉本興業に対し、勇気を持って異議申し立てをした加藤の言動を、多くの芸人たちが称賛し、希望を見いだしたんです。“加藤の乱”は成就させて“加藤の変”にしなくてはならないと思います。仮に吉本に残ったとしても、吉本の社風からすれば、干されたり、飼い殺しにされたり、報復を受けることは目に見えていますから」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ